STORES 予約は1人店舗に向いている?料金・機能・導入前の注意点を解説

情報確認日:2026年10月1日。料金は税込です。公式情報をもとに整理しており、運営者による実利用レビューではありません。

施術中に予約電話が鳴る。接客が終わってからLINEを開くと、希望日時のやり取りが何件も残っている。

1人店舗では、予約を受け付けること自体が仕事のひとつになります。空き時間を確認し、返信し、予約表に記録する。その小さな作業が重なると、目の前のお客様に集中しづらくなることもあります。

STORES 予約は、ネットで予約を受け付け、予約や顧客の情報を管理できるサービスです。ただし、無料で使える範囲には上限があり、必要な機能によって有料プランや追加オプションが必要になります。

1人店舗に向いているかは、店舗の人数よりも「どの予約作業を減らしたいか」で変わります。

この記事では、料金と機能を整理しながら、無料で足りる店、有料プランを検討したい店、ほかの方法も比べたい店を解説します。

目次

STORES 予約は、どんな1人店舗に向いている?

STORES 予約を検討しやすいのは、メニューや所要時間がある程度決まっていて、お客様自身が空き枠を選べる店です。

たとえば、整体院の定番コース、美容室のカット、ネイルサロンの決まったメニューなど。毎回「いつが空いていますか」とやり取りしているなら、その一部をネット予約に移せる可能性があります。

店の状況判断の目安
日時調整や予約表への転記に手間がかかっているネット予約に移す価値がある
メニュー・所要時間が明確お客様が自分で予約しやすい
予約前に個別相談が必要相談窓口と予約受付を分けて考える
電話・LINEで今も無理なく回っている導入を急ぐ必要はない
複数の予約サイトを使っている連携できる範囲と追加費用を先に確認する

予約システムを入れても、相談への返信や例外対応は残ります。

特に初回来店でメニューを決めづらい店では、「相談はLINE、通常予約は予約ページ」と分けたほうが使いやすい場合があります。

STORES 予約の料金|無料と有料で何が違う?

予約専用プランの料金と上限

STORES 予約の専用プランは、フリー・スモール・チーム・ビジネス・エンタープライズの5種類です。初期費用はいずれも無料です。

プラン年契約・一括払いの月額換算年契約・分割払いの月額複数月契約・一括払いの月額換算月間予約件数公開予約ページ数
フリー0円――50件2ページ
スモール9,790円10,890円12,980円200件10ページ
チーム19,690円20,790円22,880円300件10ページ
ビジネス28,600円29,700円31,790円2,000件50ページ
エンタープライズ66,000円77,000円77,000円5,000件100ページ

※複数月契約は最短3か月からで、単月契約ではありません。支払い方法には契約形態による制限があります。決済手数料・オプション料金・予約件数の超過料金は別です。stores.fun

「月額9,790円」という表示は、年契約・一括払いの月額換算です。スモールなら年額117,480円になります。

毎月9,790円ずつ支払う契約と混同しないようにしましょう。

無料プランの「50件」は、来店人数とは違う

公式ヘルプによると、予約件数は来店日ではなく、予約操作を行った日にカウントされます。

管理画面から手動登録した予約も含まれ、キャンセル・承認待ちの予約もカウント対象です。よくある質問

そのため、「今月の来店が40人だから無料で足りる」とは限りません。

来月分の予約をまとめて受け付ける店や、電話予約も管理画面に登録する店は、その分も確認する必要があります。

フリープランは上限を超えると新規受付が停止します。一方、専用の有料プランでは、上限を超えた分について50件ごとに1,078円の手数料で追加受付できます。集計期間は管理画面で確認してください。よくある質問

「STORES スタンダードプラン」は別の契約

名前が似ていますが、予約専用の「スモール」「チーム」と、複数のSTORESサービスをまとめて使う「スタンダードプラン」は別です。

スタンダードプランは、年契約・月払いで月額3,300円、月払い契約で月額3,960円。予約の専用有料プランと併用できます。よくある質問

予約をフリーで利用している場合は、スタンダード加入によって予約の「スタータープラン」を利用できるようになります。

公開予約ページは2ページ、月間予約数は50件が基本ですが、超過分は50件ごとに1,078円で受け付けられます。よくある質問

ただし、スタンダードに入ればスモールの機能が全部使えるわけではありません。

予約件数、リマインド、LINE連携など、必要な機能ごとに契約を確認しましょう。

1人店舗で確認したいSTORES 予約の機能

日時調整と予約表への転記を減らす

ネット予約では、お客様が予約ページから日時を選べます。定番メニューの予約をこちらへ移せば、空き枠を案内する返信や、予約内容を別の表へ書き写す作業を減らせる可能性があります。

ただし、ネット予約で受け付ける枠が正しく設定されていることが前提です。

電話や店頭で受けた予約を反映しないままにすると、空き枠の表示と実際の予定がずれます。

予約先を増やすより、最後に確認する予約表をどこに集めるかを決めることが大切です。

リマインドはスモール以上。予約確認の通知と区別する

公式の専用プラン比較では、予約リマインドメールの自動配信はスモール以上です。stores.fun

リマインドは、予約日時の前に案内を送る機能です。予約時の確認通知とは分けて考えましょう。

予約忘れへの対策になりますが、無断キャンセルを必ず防げるわけではありません。

また、設定した配信タイミングを過ぎてから入った予約には、リマインドが配信されないという注意点があります。よくある質問

所要時間・休憩時間・アンケートは人数だけで決めない

専用プランの主な違いは、次のとおりです。

確認したい機能対応する専用プラン
メニュー所要時間・受付間隔の自由入力スモール以上
メニュータイプの休憩時間設定チーム以上
予約時アンケートフリー・スモールは最大1項目、チーム以上は最大50項目
Googleカレンダーとの双方向連携チーム以上

公式の機能比較に基づきます。stores.fun

1人店舗でも、施術後の片付けや会計の時間、初回と再来の違い、複数の事前質問が必要な場合があります。

「スタッフが1人だから一番安いプランで十分」とは限りません。

一方、上位プランの機能を使わないなら、人数にかかわらず費用をかける理由は小さくなります。

LINEの予約リンクと、LINEミニアプリ連携は別

LINEで予約ページのURLを案内し、お客様にネット予約へ進んでもらう方法と、LINE上で予約完了・リマインド案内を受け取れるミニアプリ連携は別です。

LINEミニアプリ連携はスモール以上で利用できる追加オプションで、月額4,400円。LINE公式アカウントの開設も必要です。stores.fun

スモールの年契約・一括払いと組み合わせるなら、予約プランの月額換算9,790円に4,400円を加えて、月額換算14,190円です。LINE側の料金や決済手数料は別に確認します。

まずURLの案内で運用できるかを試し、LINE内の通知まで必要なら連携を検討すると、使わない機能への支払いを避けやすくなります。

事前決済の手数料|予約の有料化だけでは下がらない

予約時に代金を受け取る事前クレジットカード決済は、決済が発生したときに手数料がかかります。

現在の手数料は、パッケージプランと中小特別料率の適用状況で決まります。

パッケージプラン中小特別料率なし中小特別料率あり
フリー5.5%5.2%
スタンダード3.6%3.3%

決済ごとの固定額はありません。中小特別料率は自動適用ではなく、申請と認可が必要です。

予約専用プランをスモールからチームへ変更しても、それだけでこの手数料は下がりません。よくある質問

事前決済を使うなら、月額費用だけでなく、毎月の決済額に対する手数料も計算しましょう。

予約変更やキャンセル時には、返金の条件・操作・手数料の扱いも確認しておきます。

現地払いで問題なく回っている店は、最初から事前決済まで導入する必要はありません。

STORES 予約のメリットと、導入後も残る手間

接客中に返事をしなくても予約を進められる

1人店舗にとって、予約システムの価値は営業時間外の受付だけではありません。

施術中や接客中に、その場で電話に出たり、LINEへ返信したりする必要を減らせる点にもあります。

日時調整が減れば、閉店後の返信が短くなる可能性があります。予約情報を集められれば、複数の画面を行き来する負担も減らせます。

ただし、実際に減る時間は、お客様がネット予約を使ってくれるか、相談の多いメニューか、予約表を統一できるかによって変わります。

設定・入力・例外対応は残る

導入時には、メニュー名、所要時間、受付日時、予約締切、キャンセル方法などを整える必要があります。

電話予約の入力や、メニュー選択を迷うお客様への対応も残ります。

また、ホームページやLINEへの案内が分かりにくいと、システムを作っても従来の連絡が続くことがあります。

予約を受け付ける仕組みを作るだけでなく、お客様が使える形で案内するところまでが導入です。

有料プランを選ぶ前に確認したい5つのこと

1.来店数ではなく、実際の受付件数を確認する

先の予約や手動登録分も含めて、管理画面の集計を見ます。

普段の件数だけでなく、予約が集中する時期も想定しましょう。

2.施術から次の予約までの流れを試す

予約ページをお客様の立場で開き、メニュー選択から予約完了まで試します。

店側では、会計・片付け・休憩の時間を確保できるかを確認します。

必要な設定が高いプランにしかない場合は、同じ条件でほかの予約システムも比較しましょう。

3.ホットペッパーなどの予約をどう反映するか決める

外部サイトや電話予約が自動で全部まとまるとは考えず、連携対象と反映方法を確認します。

連携しない予約は誰がいつ入力するかまで決めておくと、二重予約を防ぎやすくなります。

4.月額ではなく、契約期間全体の支払いを確認する

専用有料プランは自動更新で、公式ヘルプでは途中解約時に残期間分のプラン利用料の支払いが必要と案内されています。よくある質問

契約期間、支払い方法、更新を止める手続きや期限を確認してから申し込みましょう。

予約専用プランとパッケージプランは、それぞれの契約条件を確認します。

5.減る作業と費用を並べて考える

たとえば、予約の返信・確認が1日10分減り、月20日営業なら、月200分、約3時間20分の削減です。

これは計算例であり、STORES 予約の効果を保証する数字ではありません。

その時間を取り戻すための月額費用に納得できるか。接客中の中断が減る価値も含めて判断します。

電話も返信もほとんど負担になっていないなら、新しいシステムを増やさない選択もあります。

無料で足りる店・有料を検討したい店

選択肢向いている状況
フリーで始める50件・2ページの範囲で、基本的なネット受付を試したい
スモールを検討する受付件数を増やしたい、メールリマインドや時間設定が必要
チーム以上を検討する詳細なアンケート、休憩時間設定、カレンダー連携などが必要
スタンダード+スターターも比較するSTORESの決済・レジなども使い、基本的な予約機能で足りる
ほかのサービスも比べる必要な機能と契約費用が合わない
現状の方法を続ける電話・LINEで無理なく管理でき、変更による負担が大きい

無料で足りるかは、価格だけでは決まりません。無料の範囲に合わせるために手作業が増えるなら、その手間も含めて比べましょう。

反対に、無料で十分回る店が、将来使うか分からない機能のために上位プランを選ぶ必要はありません。

まとめ|予約の手間が減るかを基準に選ぶ

STORES 予約は、日時調整や予約の記録を減らしたい1人店舗の選択肢になります。

ただし、無料プランの上限、機能ごとの対応プラン、追加オプション、事前決済手数料、契約期間まで含めて確認することが大切です。

まずは自分の店のメニューと予約の流れで試し、お客様も自分も使いやすいかを確かめましょう。

予約管理を軽くするために、自分の店に必要な機能だけを選ぶ。

それが、ミセカルクの考える予約システムの選び方です。

STORES 予約の公式料金・機能を確認する

ほかの候補と比較したい方は、公開済みの「1人店舗におすすめの予約システム7選|料金・機能・使いやすさを比較」もあわせてご覧ください。

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